今日はタンザン鉄道2日目!今日は夕方ごろに44カ国目のタンザニアに入りました!ザンビア・タンザニアイミグレの様子、車内や食堂のメニュー、売店の様子なども紹介していますのでぜひご覧ください!
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生存確認
Maki生きてます!
スケジュール
18:00→ザンビア側イミグレ到着
20:00→ザンビア側イミグレ出発
20:00→タンザニア側イミグレ到着
21:00→タンザニア側イミグレ出発
今日の出来事
タンザン鉄道の車両の紹介
車内では飲酒喫煙以外、特にやることはないので、今日はタンザン鉄道の車両を紹介していきます!
ザンビア・タンザニア・中国の3カ国で作られたため、車内のところどころには漢字が。
客室
客室は、一等、二等、三等に分かれており、
一等には個室にベッドが4つ、二等には個室にベッドが6つ、三等は座席タイプでした!
こちらが一等の車内の様子
スイッチがどこにあるか分からないファン
アリがウロウロしている荷台
2段ベッドへ登るための足掛け
テーブル下にある2箇所のコンセント
ベッドはこんな感じで柵は5cmくらいしかないので寝返り打つと落ちます
窓際のテーブルにビールを置くとかなりエモい感じ
ちなみに、二等室は同じレイアウトにベッドが6つ置かれている感じで、三等席はこんな感じで、かなりギュウギュウでかなり暑そうでした
食堂車両
食堂車両はこんな感じで、この食堂に行かなくとも、朝昼晩の3回ウェイターのお姉さんが注文を聞きにきてくれます
メインはチキン、ビーフ、フィッシュの3種類から選べ、フィッシュのみ70Kw(380円くらい)で、それ以外は50Kw(270円くらい)となかなかお得です。野菜は30Kw(160円くらい)で頼むとやってくれます!
メインに加えて主食もライス、ポテト、シンマの3種から選べます。
シンマとは白い粉状の怪しい謎の食べ物。食べた食感や舌触りはもったり感とパサパサ感が両方味わえ、味に関しては石灰の様な味がしました…
現地の方々は、この石灰を水で固めた様なものを手の中でこねて、付属のスープに浸して食べていました。
正直言って、何か化学物質を口に入れている様で、あまり美味しいものではありませんでした(笑)
食堂の調味料は、見た目がいちごジャムにしか見えないこちらのソースと、塩、ケチャップのみ
売店車両
売店車両はこんな感じ
手前にアイス売り場、奥に飲み物やアルコールを提供するバーカウンターがありました!
こちらはMakiが大変お世話になっていた2種類のお酒。
車内のほとんどの方々がのんでいた「キリマンジャロビール」500ml、Vol/4.5%、135円
ほのかに鉄分の香りがするビール
車内の若者が一気というか回し飲みしていた「ザンビアウイスキー」200ml、Vol/45%、108円
かなり芳醇な香りのするウイスキー
アルコール45度もあるくせに、瓶の蓋は一度開けたら閉め直すことができない鬼畜仕様。
その他
トイレはこんな感じで、トイレットペーパーもなければ水洗もない。手前の水を汲んでそのまま線路に流すスタイルです。
トイレットペーパーは持ち込みましょう!
こちらはトイレ横の手洗い場。蛇口から水が流れるかどうかはその時次第。男性諸君はここに小をしていたので、迂闊に触らないことをお勧めします(笑)
車内は2015年までは喫煙可能だった様ですが、それ以降は全面禁煙に。車内での喫煙場所は最後尾のこちらの車両になります
最後尾ということで、窓から見えるのはタンザニアの大自然と、どこまでも続く線路!ここは世界で最も景色の良い喫煙所かもしれません
なお、車内にWi-Fiはありませんでした!
タンザン鉄道の車窓から
車内からはこんな景色が広がります!
アフリカは食料の確保が難しいために貧しいと思われていましたが、意外にも車窓の外にはたくさんのトウモロコシ畑!
トウモロコシ畑の他にも、大豆畑や小麦畑が見られ、畑で鍬を振るっている現地の方々の姿も見ることが出来ました!
ザンビアの子供達
車窓から外を眺めていると、目につくのが大声を上げながら列車に向かって手を振る子供達。
興味深いのは、その中にも一定数こちらに中指を立ててくる子供たちがいるということ。
ただ単に厨二病的なノリでやっているだけなのか、それとも観光客を見て嫉妬や妬みを込めてやっているのか、理由は定かではありませんが、一定数の子供達がそんなことをしてました
途中の停車駅には、窓の外から果物やパンを売る地元の皆様
車両の先頭から最後尾まで埋め尽くされるほどの人数が。
恐らく、小学生低学年くらいの年頃の子供たちも物売りをしていました。
ここで一生懸命に働く子供たちを見ながらも感じたことは、この子達はこの街を出ることもなければ、海外に行くことなんてまずないんだろうなぁと…
かつての階級制度やインドのカースト制度もそうだけど、生まれる国や場所というのもそれと同じくらいその時点で人生が決まってしまうものなんだなぁと。
日本に生まれたことが幸せかどうかは置いといて、彼らと比較した時に選択肢というものは圧倒的に多く、自分次第で何にでもなれるし、どこへでも行けるし、どんな生き方だってできるってこと。
そういう恵まれた環境の中に生まれて育った日本人にとって、彼らの様な子供たちを見ると残酷かと思うかもしれないですが、残酷と言えば残酷かもしれないですが、幸せといえば幸せなのかもしれないですね
情報が多い今の社会において、ある意味では井の中の蛙の方が幸せかもしれない。そう思った日でした。
国境超え
現在18:00。国境の街に近づいてきました!
こちらがザンビア側最後の「NAKONDE駅」
情報では、出国スタンプからアライバルビザの取得まで車内で全て完結するとのことでしたが、どうやら違う様…
ということで、駅に併設されているこちらのイミグレにやってきました!
ザンビアには滞在期間3日でしたが、無事出国スタンプも押してもらい、
ザンビアのクワチャからタンザニアのシリングにも両替完了!
車内に戻ってくると、ベッドが綺麗になっていました!
国境到着から約2時間の19:58。ようやく列車の出発です。
現在20:03。ザンビア側のイミグレ出発から5分ほどでタンザニア側のイミグレ駅に到着しましたが…
どういうわけかイミグレ官が不在…
待つこと約30分。ようやくイミグレ官の到着です!
スタンプの押印やビザの発給が行われるのは、こんなにも薄暗い駅のウェイティングルーム(笑)
入国用紙はこの紙の他に、A4のものがあり計2枚ありました。
タンザニアのアライバルビザはシングルのものだと50$支払うのですが、Makiが渡した紙幣が少し古いもので、これはATMで使えないから受け取れないと…
仕方なく100$紙幣を渡して、お釣りとしてクシャクシャの10$紙幣を5枚受け取りなんとかビザの取得完了!
タンザニアのアライバルビザってただのスタンプなんですね(笑)
現在21:00。ようやくタンザニア側のイミグレ駅を出発しました!
夜のこと
イミグレも無事に終わり、列車に乗り込んで寝る準備をしていると、タンザニアから生粋の陽キャが部屋に入ってきました!
(部屋に入ってくるなり開口一番に)
俺の名前はシャドリック!よろしくな!君の名前は?
(向かいのベッドに座ったかと思えば)
この部屋ってタバコ吸っていいと?
(なかなか列車が発車しないと外に向けて大声で)
ハローハローこの列車はいつ出発するんですか?
(列車が出発すると外に向けて大声で)
シャドリックがタンザニアに行くぜー!待ってろよ!タンザニアの女性たち!フォー!!!
Makiの周りにも陽キャは多いはずで慣れていたつもりでしたが、圧倒的な声量と気迫で圧倒されました。やっぱり世界は広い(笑)
彼の目的地も同じダルエスサラームなので、明日も彼に付き合うことになりそうです(笑)
それでは皆さん、おやすみなさい!
明日の予告
当初のスケジュールでは、明日の夜ごろにタンザニアのダルエスサラームに到着予定です!少々遅れている気もしますが、果たして到着するのでしょうか?
統計
◆本日の出費 → 9,174円
・食堂 →543円
・食料品 →91円
・ビール →1,087円
・ウイスキー →108円
・タンザニアビザ(シングル) →7,345円
◆総出費金額 →→→ 3,754,546円
◆総移動距離 →→→ 約89,212km
◆訪れた国の数 →→ 43カ国
◆訪れた都市の数 → 132都市
◆経過日数 →→→→ 306日
◆残日数 →→→→→ 424日
~冷めた現実 褪めた景色より 目が覚めても 醒めない夢を~
Edited by MAKI Yuya 2024/02/03
@カピリムポシ、ザンビア
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