【Day 296】かつてギャングに占拠されていたポンテシティタワーにやって来ました！～ゴミや死体で埋め尽くされていた中心部を添えて～

今日はお昼から、かつてギャングに占拠されていた「ポンテシティタワー」というマンションを訪れました！かつてゴミや死体が投げ捨てられていた中心部や、今なおハイジャックされているお家の様子なども紹介していますので、ぜひご覧ください！

生存確認

Maki生きてます！

スケジュール

 8:00→起床
10:30→宿出発
11:00→ポンテシティタワーツアー
14:00→編集&飲み会スタート

今日の出来事

朝のこと

おはようございます。今日のヨハネスブルグは、朝から元気に叫び散らかしております

ポンテシティタワーへ

今日はかつて富裕の象徴として建てられたものの、アパルヘイトの影響もありギャングに占拠されてしまった「ポンテシティタワー」に向かいます！

宿からUberに乗ること10分だんだんとポンテシティタワーが近づいてきました！

タワーの前の通りはブラジルのファベーラとはまた違う独特の雰囲気

Uberも入れるのはここまでということで、こちらの守衛にツアー会社に訪れる旨を話して中へ入ります

すでにこの場所からもなかなか良い雰囲気

ということで、かつてギャングに占拠されていた「ポンテシティタワー」にやって来ました！

同じタワマンでも港区の営業時代とは、周りの雰囲気も周囲に住んでいる人たちの住民層も全てが違うタワマンへ入ります！

日本ではまず見かけない注意書き

54階建てということもあり、ましたから見るとてっぺんが見せませんね

ツアーのガイドさんと合流して、まずはグラウンドフロアの散策。

スーパーマーケットやレストラン、美容院やネイル屋、タトゥー屋さんから保育園、柔道場、トレーニングルームまで完備されており、別のフロアにはプールまであるとのこと！

ポンテシティタワーの内部へ

内部に入るためには、警備員さん立ち会いのもと顔認証付きのテーマパークの様なゲートを抜けます

エレベーターホールは左が1-33階、右が34-51階に分かれており、

1階から最上階の51階までは約45秒とかなり高速！

エレベーターを降りてまず見えたのは中央の吹抜け。

かつて、地下7階から5階までの12階分のゴミ（死体含む）が溜まっていて撤去には2年半もの歳月を費やしたそうです。

まずは51階のお部屋で乾杯しながらポンテタワーの歴史や概要の説明を受けます

ギャングたちが占拠していた頃は7,000-8,000もの住民がおり、数分あれば、酒、ドラッグ、売春、殺人の全てが手に入ったそう。

占拠後は、思い切って刑務所にしようという動きもあったが、街の中央部に位置し過ぎているためその計画も途中で頓挫したそう

政府によりギャングたちを立ち退かせたあとに、大規模なリフォームが行われ、現在では2,000人弱の善良な方々がお住まいになっているそう。

ちなみにこちらのお部屋は、51買いに位置して、60㎡ほどの広さで家賃約60,000円

こちらが先ほどの吹き抜け部分のゴミを2年半もの歳月をかけて撤去した「RED ANTS」の皆様

51階・52階のお部屋はメゾネット（51階・52階）でお部屋にワインセラーやお部屋専用のエレベーターが完備！

ちなみに窓の小さい53階・54階はその方々の使用人の部屋のため窓が小さいらしいです。

ポンテシティタワーの51階部分から望むヨハネスブルグの街並み

窓際には双眼鏡が置いてあり、双眼鏡を使いながらガイドさんが色々と説明してくれました

ヨハネスブルグにはキャングにハイジャックされた建物が現在も250件以上あるらしく、この辺りではこちらの2件がそうらしいです。

建物の元の住民が住めなくなるように、屋根を壊しているため屋根がないことがハイジャックされている目印の様です。

ポンテシティタワーの最下層

最上階の後は、1会部分から階段を下って最下層へ向かいます。

最下層には、地盤が残っていて傾斜部分に建てられていることがよくわかりました。ちなみにこの傾斜が建物を円柱上にしなければならなかった1つの要因だそう

かつてはこの部分に殺した死体を含め、12階分のゴミが溜まってたなんて信じられないほど綺麗になっていました！

最後にガイドのお兄ちゃんと映え写真を撮ってもらったよ！

今回は2014年からこのツアーを開催している「DlalaNje」さんの会社で参加しました！

今回のツアーは、1時間で4,000円弱でヨハネスブルグでの仕事としてはなかなか良い金額のものだと思います。

やっぱり人がやらないこと、危ないことに1番に目をつけてスタートさせることにビジネスチャンスがあるんだなぁと。。。

個人では中には入れませんので、ぜひ予約を！