【Day 125】僕らの高校時代を知ってる誰が、10年後にパラグアイで再開すると思ったでしょうか?

今日は、高校時代の先輩がパラグアイにバドミントンを教えに来ているということで、10年ぶりの再会してきました。そこでは、過酷で残酷すぎるパラグアイのバドミントン事情など、日本の恵まれた環境で競技していたMakiにとってはありえないことばかりでした。。。

生存確認

Maki生きてます！

スケジュール

 8:00→起床
 8:30→編集
13:00→お昼ごはん&乾杯
16:00→ロマサンジェロニモ
17:00→アスンシオン河川沿い
19:00→解散

今日の出来事

朝のこと

おはようございます。おかげさまで、Instagramのフォローが1,000人を突破しました！引き続きどうぞ宜しくお願いします。

10年ぶりの再会

今日のメインイベントは、JICAでパラグアイにバドミントンを教えに来ている高校時代の先輩との再会。

お昼ごはんがてら、韓国焼肉屋さんへやって来ました

まずはサルベージャ（ビール）で乾杯

ずっと牛肉ばかりだったので、久々に豚肉を食べましたが、脂身が美味しいですね

久しぶりに小鉢を突きながらビールを飲む居酒屋スタイルの飲み会ができました！そしてなにより、ちゃんとしたお米も食べれて大満足！

パラグアイのバドミントン事情

ビールを飲みながら、パラグアイのバドミントン事情を色々と聞きました。

特にガットの話は衝撃的で、ガットが切れる＝引退を示すそうようです。理由は、パラグアイにガット張り機はなく、時々回ってくるガット張り業者か、ブラジルに持っていくしかないためです。

そしてガット張りの料金もパラグアイの人々の所得からすると高額で、パラグアイの所得の割合で計算してみると日本円で15,000円くらいの感覚。そしてもちろんガットもなく、テニスのガットで代用してみたがやっぱりダメだったらしいです。

それまでエースでバドミントン大好きだった子供が、ガットが切れて使うラケットがないため練習に来なくなる（これなくなる）とこも割と日常茶飯事。

代用品の効かない物資不足の問題は、先輩もどうしようもなく、ガットが切れてラケットがなくなった子は体育館から送り出すしかないらしい…

この他にもシャトルは、ほとんどがボロボロで、羽に毛がほぼついておらず、どっちかというと羽というより骨みたいなシャトルらしい。そしてこんな羽では、ショートサーブを打ってもエンドラインでアウトになるため、ほぼ練習にならないらしいです。

バドミントンの普及、強化のために派遣されたとしても、教えるために必要な道具がなければ、教えるというスタートラインにも立てないし、これまでの経験も発揮の仕様がないですもんね…普及の難しさを感じました。

ロマサンジェロニモ

食事後は街中を軽く散歩。まずはアート街で有名なロマサンジェロニモへやって来ました。

アスンシオン河川部

時間も夕暮れ後ということで、パラグアイ川に沈む夕日を見に、川辺へやって来ました

川辺では漁師さん達？が釣りをしてます

川から500mくらい離れたところにはモニュメントとアスンシオンの国会議事堂が

南米特有の真っ赤な夕陽も沈みました。

チャカリータ

先ほどの国会議事堂から川沿いに少し歩くと、チャカリータと呼ばれるスラム街が一帯に広がります

すごいなぁと思ったのは、こんな国会議事堂側の一等地をスラムの皆様が占拠し続けていること。多分日本で言うと、永田町一帯にプロの方々が集落を形成している感じ。

川の水の色が尋常じゃない件

ゴミの量が半端じゃない件

このチャカリータの集落を突っ切ると市内へのショートカットとなるのですが、ここはJICA隊員立入禁止区域ということで、タクシーで戻ることとなりました。

また会う日まで

無事に矢止まり送り届けてもらい、10年来の再会は一旦ここまで。今日1日本当にありがとうございました！

高校時代の僕らを知っている人の誰が、10年の時を経て僕らがパラグアイで再開すると予想したでしょう？

人生は何が起こるか分からない。でも何を起こすかは自分次第。これだから色々と面白いんですね

それでは皆さん、おやすみなさい！

パパゲーノの独り言

明日の予告

明日は、早朝のバスでアスンシオンを出発して16ヵ国目のブラジルへ突入する予定です。最初に訪れるフォズドイグアスという街には、世界最大の滝であるイグアスの滝があるため、行けるといいなと思っています。

統計

◆本日の出費　→0円

◆総出費金額　→→→　1,370,011円
◆総移動距離　→→→　約38,504km
◆訪れた国の数　→→　15カ国
◆訪れた都市の数　→　55都市
◆経過日数　→→→→　125日
◆残日数　→→→→→　605日

それではみなさん良い旅を! Dale!!

Edited by MAKI Yuya 2023/08/06
@アスンシオン、アスンシオン特別区、パラグアイ