ようこそMakiブログへ!このブログについて詳しく知る!

【Day 004】自然と共存するアラスカライフ③~なんでもBBQしたがるアメリカ人と、なんでも生で食べたがる日本人~

今日でアラスカ生活も3日目。今日は、ファミリーたちとアイスフィッシングに行ってきます。今朝の気温は−25℃。鼻から息を吸うと鼻毛が凍る寒さです。さて、どんな魚が釣れるか楽しみです。

目次

生存確認

Maki生きてます。一昨日は目的があり、3時まで起きていましたが昨日は7時に就寝したので、体調万全です。そういえば、今日で、4日目ですね(意味深)

スケジュール

 9:00→朝ごはん
10:00→出発
11:30→アイスフィッシング開始
15:00→アイスフィッシング終了&帰宅
16:00→夜ごはんの準備
16:30→ ボイラーへの燃料追加
17:00→夜ごはん
18:00→残りの魚の解体
19:00→自由時間

今日の出来事

朝の出来事

今朝の朝の気温は−25℃。そのせいか鳥さんたちから、おはようの出迎えはありませんでした。ただ、今日は久々の良い天気。こんな景色が広がってるって本当に素晴らしい。気持ちが良くて深呼吸をしたら、鼻毛が凍りました。ファミリーを見ているとわかりますが、アラスカ在住の方々は特殊な呼吸法を会得しているようです。なんか、動物みたいな呼吸の仕方してます。

朝んぽをしてるとシチューの具材。いや、ムースがいました。あれだけ足が長かったら積雪も問題なく歩けると納得しました。

アイスフィッシング

さて、今日はアイスフィッシングに出かけます。

まずは、飼い主さんのお家から南西に向かったノースポールという街を目指します。両側を白樺の木に囲まれた広い道。対向車なんてほとんど遭遇しません。

道中のメニメニポストボックス。

自宅までは郵便屋さんが遠すぎて配達するのを諦めてしまうらしいです。そのため、どこのご家庭もメイン道路に接して郵便受けを設置しているようです。

夏は、養蜂場になるようですが、雪に覆われ面影すらありません。何かの動物の足跡がたくさんあります。

そして巻き込まれたスクールバス渋滞。

アラスカでは、地域が地域なだけにホームスクールが多いようです。ホームスクールとは文字通り、学校での勉強を家でやる事です。親が先生をやり、小学生は本を使って勉強し、それ以上の学年はネットを使って勉強するそうです。

お次に、除雪機軍団に遭遇。こいつらがいないとアラスカはマジで洒落ならないそうです。

ノースポールに到着してからはホームセンター的なところに行きました。目的は2つ。餌となるイクラを買うこと。僕のハンティングライセンスを取ることです。

ハンティングライセンスの申請場所はこちら。

ハンドガンからショットガン、アサルトライフルからスナイパーライフルまで置いてありました。やっぱりここはアメリカなんだなぁと、再度実感。

そしてこれがフィッシングライセンス。

フィッシングの1日券は15ドルでした。

・フィッシングライセンス→1,950円

アラスカには、ハンティング、トラッピング、フィッシングの3つのライセンスが存在します。

金額は、ライセンスの種類と有効期間によって異なるようですが、アラスカに住んでいる人は基本的にこのすべてのライセンスが無料のようです。(実際に狩猟する際は、タグという別のものも必要になるようです)

ライセンス手帳には、氏名、住所から身長、眼の色、髪の色まで細かく記載されていました。

さて、もう少しでチェナ池に到着します。それにしても空が青くて高くて広い!

そして湖の淵に到着。ソリで荷物を運んでいきます。

僕も二つ目を運びます。

途中にキツネの足跡もありました。釣り人が持ち帰り忘れた魚を狙ってウロウロしているらしいです。会ってナデナデしたい。

こちらが今日の漁場です。湖の氷の厚さは約1メートルほどあるようで、大型の車で走っても問題ないとのことでした。

そしてこれらがアイスフィッシングに使う道具たち。

まずはメニメニ釣竿。

そして氷に穴を開けるためのドリル。

割とどこの家にも1台はあるらしいです。

アラスカ半端ないって、そんなん普通家にないやろ。

こんな感じで使います。今回は白いテープの部分まで掘り進めました。本当に1mくらいあるんですね、ここの氷。

こんな青天の中、老夫婦と3人でタバコ吸いながら釣りとか最高ですね。

釣りのやり方は、日本のワカサギ釣りみたいな感じ。やったことないけど。今回狙うのはトラウトで、サーモンの小さいやつというか、日本でいうマス系の魚。エサはジグとイクラを使います。

開始10分くらいで早くも1匹目が釣れました。

多分30cmくらいで、なかなかいいサイズらしい。

その後、なかなか釣れないでいると奥さんが、

奥さん

「Probably fish is smarter than you haha」
(多分、お前より魚の方が賢いわ笑)

例のProbablyから始まる唐突のディスり。

Maki

「間違いないわ」


そう答えるとこっちに来て一緒に釣竿をもって教えてくれました。
多分ツンデレなんだと思う。優しい。ありがとう。

その後のMakiの釣果は、全部で5匹。
アラスカの大地の上で太陽に照らされて輝く魚たち!良い絵面ですね。

大きさはこのくらい。左3匹がレインボーと呼ばれるもの(ニジマス)で、右2つがチャーと呼ばれるもののようです。味はレインボーが最も美味しく、チャーは身がフワフワなようです。このほかにもシルバーと呼ばれるものがいます。

約2時間で終了!合計21匹、3種類のトラウトが釣れました!バケツの中にはメニメニフィッシュ。

バケツのまま保冷もせずに、暖房ガンガンの車で家に帰ります。

帰宅後、魚屋さんごっこをしたくて雪の上に並べるも、

お客さんはMakiの友達の鳥しかいませんでした。

今日の夜ごはん

帰宅後、早速奥さんと共に調理開始。

Maki

「どうやって調理すると?」

奥さん

「BBQ! Its definitely」
(BBQや!間違いねぇ)

Maki

「刺身も試してみらん?」

奥さん

「No no!」
(マジありえん!)

ここで、「なんでもBBQしたがるアメリカ人と、なんでも生で食べようとする日本人」の文化の違いが衝突。
まぁ、淡水魚の生食はリスクあるので従いました。

とりあえず頭落として、お腹抜いて、血合いを掃除した状態。

綺麗なオレンジの身ですね。内臓にも脂肪の塊を蓄えてました。今回料理する種類は全てレインボー(ニジマス)です。

そして、彼ら念願のBBQ(笑)。

Maki

「もうこう見ると、トラウトじゃなくてサンマにしか見えねぇ」

そしてご主人とBBQしながらの会話。

ご主人

「I love fishing but Im not really like fish haha」
(俺釣りはめっちゃ好きやけど、あんま魚好かんのよね笑)

「So you eat two」
(やけんお前が2匹食べろよ)

ここで、すかさず思いました。

Maki

「じゃあなんで3匹焼いたん?笑」

何はともあれディナーの完成。こんな組み合わせがあるんだなーと。改めて自由の国だ、ここは。

ただ、本当に美味しくて、味はあっさりしたサーモンで、食感はめちゃくちゃフワフワでした。

フォークとナイフでガシャガシャと解体する奥さんにお箸を借りて解体。(解体汚くてすみません)

何言っているかわからなかったけれど、多分褒められてました。日本の皆さん、お箸を使って、海外で焼き魚を普通に食べるだけで褒められますよ(笑)

完食後に残りの魚も冷凍のために、奥さんと一緒に綺麗に掃除しました。

大量。そして何より大きい。バットからはみ出す奴らがちらほら。

残った頭と内臓は鳥にあげるようで、ボイルしてました。浮袋が弾けて、奥さんが何やら騒いでましたが…

残り物は動物へ。大自然アラスカって感じしますね。

キツネも来てくれないかなぁ。一回でいいから撫でてみたい。

夕食後のこと

今日のやるべきことは全て終わり、キャビンに帰る途中の景色。7時でもこの明るさ。青から白に向かうグラデーションと緑のコントラストが美しい。

そして、ツララや雪を溶かした水の方が美味しいことが判明したので、明日の飲み水を確保して寝ます。

それではおやすみなさい。

パパゲーノの独り言

パパゲーノ

ご主人、ご主人!今日はたくさん魚が釣れましたね!おいらも食べてみたいです!(生はおいらも嫌ですが…)そして今日の夜は何をするんですか?気になるので、おいらもお供します!

明日の予告

明日というか、今日の夜というか、ちょっと狙っているものがありまして…良い報告ができるといいなと思います。

統計

◆本日の出費 →→→ 1,950円
・フィッシングライセンス→1,950円

◆総出費金額 →→→ 144,154円
◆総移動距離 →→→ 約5,670km
◆訪れた国の数 →→ 1カ国
◆訪れた都市の数 → 1都市
◆経過日数 →→→→ 004日
◆残日数 →→→→→ 726日

それではみなさん良い旅を! Dale!!

Edited by MAKI Yuya 2023/04/07
@Fairbanks, Alaska, USA
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメントいただけると嬉しいです

コメントする

目次