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【Day 003】自然と共存するアラスカライフ②〜夕食にトムとジェリーのアレを添えて〜

アラスカ生活2日目、外気温−10℃の中、今日もお仕事に励みます!昨日よりも、より多くの量を、より高品質なものを、より効率的にできるように頑張ります!

目次

生存確認

Maki生きてます。昨晩の外気温は−11℃との事でしたが、問題ありませんでした。やっぱり、床、壁、屋根ってすごい!昨日のツララも無事溶けて水になっていました!なんか浮いたり沈んだりしていますが、味は美味しいのでまぁ良いでしょう。

スケジュール

8:00→お友達が出来ました
9:00→朝食
10:00→薪割り&薪積み
11:30→休憩&夕食の準備
12:30→薪割り&薪積み
16:00→ボイラールームへの燃料追加
16:30→夜ご飯
18:00→自由時間

今日の出来事

朝の出来事

朝一、ホットココアでアラスカに乾杯。ビールとウイスキーがない生活もそんなに悪くない。ちなみに、コーヒーは気分が悪くなるので嫌いです。どちらかと言うと紅茶派です。

アラスカには冬にも関わらず、たくさんの動物がいるらしいです。例えば、リス、キツネ、ムース、ブラウンベア、小鳥など。今朝は、キャビンの玄関を開けるといつもいる小鳥と遊びました。

試しに、部屋にあったクラッカーを玄関先へ置くと食べに来てくれました。

超至近距離で可愛いです。

もう一つ試しに手の上にクラッカーを置くと、来てくれました。もうこれで、おいらも鳥刺しパパゲーノホッサッサ

他の木にも別の鳥が止まって、こっちの様子を伺っていました。明日はこいつとも友達になろう。

今日のお仕事

そして今日もお仕事が始まりました。

今日の最大の敵はこの大木!

多分、直径60cmくらいあるめちゃくちゃ大きな大木。しかも長い。丸太にしても重すぎて待ち上げられませんでした。スパルタンの石球くらい重かったです。

巨大すぎて薪割り機の上に持ち上げるのは無理との事。そのため、スプリッターを立ち上げて、スプリッティング開始!これだけ大きくなると中心が脆くなって、燃料としての質は落ちるようです(茶色くなっている部分)。そのため、脆くなった中心部は削ぎ落として、作業を進めます。

改めて、今日のスタートはここから!

今日は奥さんは別の用があるそうで、スプリット(割る事)&スタック(積む事)は完全にMakiに任されました。割る事と積む事っていうことは、つまり割り算と掛け算ですね、去年1年は小3に掛け算割り算を偉そうに教えていたので、頑張らなければなりません!

どれだけ割って、どこまで積めるか、さぁ、今日もぶち上げていきましょう!

午前中の進捗。(経過時間1時間半)
だいぶ高く積み上がって、幅も伸びてきました!

午後終了時の進捗(経過時間4時間)

見事4時間で一列が完成しました!

そして、奥さん襲来。

奥さん

「Im surprised !! You did great job!!」
(ビビったわ!やるやん!お疲れ!)

Maki

「悪くない?」

奥さん

「Probably not bat」
(多分いいんじゃね!)

Maki

あ、奥さんの口癖、多分「Probably」だ

明日からもたくさん聴く事となるでしょう(笑)ひとまず、1人で割って積む作業を完遂できたので良かったです。

片付けをしながら、

Maki

「僕がいる間にあと三列は作りたいね!」

奥さん

「You make more rows」
(それ以上作れよ)

なかなか厳しいですが、明後日からも頑張りましょう!

今日の夜ごはん

昨日の夜から、「ディナー」という言葉と「ターキー」という言葉を数回聞いていました。

ターキーと聞いて、トルコしか思いつかなかったので、明日のディナーはトルコ料理の何かなのかと、思っていました。

そして、今日のお昼休みに、奥様が一言。

奥さん

「Ok Im going to cock turky」
(よしゃ、ターキー料理するばい!)

そして、冷蔵庫から出てきたのがこれ…

ターキーって、この鳥のことなんですね。しかも頭以外ついてる丸鳥なんですねって…なんだかターキーレッグとか聞いたことあるなーとぼんやりと思ってたら早速調理開始!

こちらは冷凍していたので、まずは、流水解凍。表面を軽く洗った後、首やお尻から内部に水を注いでいきます。

お腹の中は洗われているものの、きも、ハート、ズリ、セセリなどの内臓は、紙に包まれてお腹の中に入っていました。

そして、この鳥は、そのまま焼くのではなく、お腹の中にスタッフ(詰め物)を入れてローストするのが、伝統的な食べ方のようです。

詰め物の材料は、玉ねぎ、セロリ、クルトン的なやつ、チキンスープ。調味料として、バター、パセリ、塩、タイム・セイジ・マリーゴールドなどが含まれるミックススパイス。

隣では、内臓系をボイルしていました。これは、ターキーや詰め物、マッシュポテトにかけるグレービーソースの下準備だったようです。

玉ねぎとセロリにある程度火が通ったら、チキンスープを入れて、クルトン的なものを大量投入。クルトンにスープを吸わせるようです。

詰め物の調理が一通り終わったら、それをターキーの中に詰めていきます。まずはお尻から、その次に首から詰め物を詰めていきます。

なにやら奥さんの独り言が聞こえてきました。

奥さん

「Its super hot!!」
(クソあちぃ!!)

詰め物が終わったら、容器にの下に網を引いて、ターキーを置いて、少しの水を入れて300℃で5時間焼くようです。若干蒸し焼きみたいな感じですね。

それにしても、こんなに大きなオーブンが各家庭にあるなんてさすがアメリカ。色々とスケールが違いますね(笑)

それでは5時間後に移動!

これが焼き上がったものです。

表面の皮はパリパリでとっても美味しそうです!

そして、これをどう食べるのかというと、まず最初に詰め物を外に出し切ります。この詰め物もターキーの中で肉汁を吸ってとても美味しそう。

その後、ご主人が部位ごとに切り分けてくれました。この右側のお皿のものをテーブルに持っていき、各々のお皿に分けるのが、トラディッショナルハウトゥーイートターキーのようです。

最終的に完成したプレートがこちら!

6時の方向から時計回りに、ターキーの胸肉、もも肉、詰め物、マッシュポテト、サラダです。サラダ以外にかかっているとろみのあるソースが、同時進行で作っていたグレービーソースです。

サラダにはブルーチーズソースを添えて。

パパゲーノの独り言

パパゲーノ

ご主人、ご主人、ついにご主人も小学3年生と同じことができるようになったのですね!よかったです!おいらも、あんなに大きいターキーを丸ごと食べてみたいです!!あとは、ワインと可愛い子がいたらもう望むことなしです。

明日の予告

明日は天気が良いようなので、ファミリーが釣りに連れて行ってくれるようです!Maki’s Kitchenアラスカ店、臨時開店できると良いな。

統計

◆本日の出費 →→→ 0円

◆総出費金額 →→→ 142,204円
◆総移動距離 →→→ 約5,670km
◆訪れた国の数 →→ 1カ国
◆訪れた都市の数 → 1都市
◆経過日数 →→→→ 003日
◆残日数 →→→→→ 727日

それではみなさん良い旅を! Dale!!

Edited by MAKI Yuya 2023/04/06
@Fairbanks, Alaska, USA
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