皆さんこんにちは!Makiです!今回は世界一周にあたっての海外渡航ワクチンの接種とそのスケジュール、渡航にあたって必須となる接種証明書の発行の仕方を紹介します!
はじめに
皆さんはこれまでどんな種類のワクチンを接種してきたでしょうか?コロナウイルス、インフルエンザなどさまざまだと思います。日本話世界的に見ても衛生的な国のため、死に至る感染症のワクチン接種は乳幼児期に住んでいると思います。しかし、一方で海外では日本では考えられないような保健・衛生環境の場所が数多く存在します。
そのため、日本という温室栽培で育ってきた私たちが、そのような環境に行く場合は追加で抗体を獲得する必要があります。そこで、今回はお金で抗体と安心を得る海外渡航ワクチンの紹介をします。
結論、私の旅行の場合は、摂取回数4回(初回面談除く)、摂取ワクチン数13発、合計金額92,727円でした。
動き始めの時期
たった1種類のワクチンであれば、出発前にチクッと打って飛行機に乗れば良いですが、推奨される海外渡航ワクチンは複数種類あり、尚且つ1種類のワクチンでも最大3回接種する必要があるものもあります。
また、コロナワクチンとの兼ね合いもあるため、早めに準備を進めた方が良いです。
結論、僕は6ヶ月前から準備(面談)を始めました。
海外渡航用ワクチン接種の必要性
多少費用はかかりますが、私の調べた感じでは下記の4点の理由から摂取をしておいた方がいいのかなと思います。
- 特定の国は渡航前に事前にワクチンを摂取しなければ入国できないこと
- 予防摂取を打っていない状態で感染すると100%死亡する感染症があること。
- もしも感染してしまうと治療費が高額になり金銭面で負担になること。
- もしも感染してしまうと重症化し旅行の予定に影響を与えること。
費用面で負担になる方は、狂犬病、黄熱だけでも必ず摂取しましょう。
次からはワクチン接種の詳細を紹介していこうと思います。
接種するワクチンの種類
ここでは私が実際に摂取したワクチンを紹介します。各種感染症の症状、感染の可能性がある地域などは下記から厚生労働省のページに飛んでご確認ください!
ワクチン名 | 合計接種回数 | 1発当たりの金額 | 合計金額 |
---|---|---|---|
A型肝炎 | 2回 | ¥10,800(1回目) ¥9,500(2回目) | ¥20,300 |
B型肝炎 | 3回 | ¥5,700(1回目) ¥2,500(2,3回目) | ¥10,700 |
破傷風 | 1回 | ¥3,850 | ¥3,850 |
狂犬病 | 2回 | ¥10,500 | ¥21,000 |
腸チフス | 1回 | ¥7,500 | ¥7,500 |
日本脳炎 | 1回 | ¥3,000 | ¥3,000 |
髄膜炎菌 | 1回 | ¥13,500 | ¥13,500 |
黄熱 | 1回 | ¥17,000 | ¥17,000 |
ポリオ | 1回 | ¥4,500 | ¥4,500 |
マラリア経口予防薬 | ー | ¥40(1日) | ¥2,000(50日分) |
合計金額 | ¥92,727 |
※1回目、2回目は東京の病院、3回目〜5回目は福岡の病院で予防摂取をしたため
ワクチンの金額が変化しているものがあります。
Makiの実際の接種のスケジュール
私の場合は、面談+4回の予防接種を受けました。
下記、私の摂取スケジュール、摂取例を記載しますので、一例として参考にしてください。
ワクチン | 面談(5/24) | 1回目(6/24) | 2回目(8/15) | 3回目(12/13) | 4回目(1/24) |
---|---|---|---|---|---|
A型肝炎 | ¥10,800 | ¥9,500 | |||
B型肝炎 | ¥5,700 | ¥3,000 | ¥2,500 | ||
破傷風 | ¥3,850 | ||||
狂犬病 | ¥10,500 | ¥10,500 | |||
腸チフス | ¥7,500 | ||||
日本脳炎 | ¥3,000 | ||||
髄膜炎菌 | ¥13,500 | ||||
黄熱 | ¥17,000 | ||||
ポリオ | ¥4,500 | ||||
マラリア予防薬 | ¥2,000 | ||||
合計金額初診料等込 | ¥3,168 | ¥37,664 | ¥13,585 | ¥40,480 | ¥27,830 |
※1回目、2回目は東京の病院、3回目〜5回目は福岡の病院で予防摂取をしたため
ワクチンの金額が変化しているものがあります。
※合計金額は、消費税、各回の初診料含め最終的に支払った金額の計算となります。
海外ワクチン接種までの流れ
海外渡航ワクチンの対応をしている病院に事前面談の予約を入れます。下記からお近くの病院を探してみてください。
ここでは、担当してくれる先生と面談を行い、接種するワクチンを決めていきます。
幼少期のワクチン接種の有無を確認するために、母子手帳を準備しておくことをオススメします。
※この時は実際には予防接種せず、面談のみで終わりました。
この面談で確認されることは下記の5点です。
- 出発日:ワクチンによっては、複数回接種が必要かつ間隔を空ける必要があるものがあります。
- 渡航のスケジュール:ワクチンによっては有効期限があります。
- 渡航予定の国:地域によって接種すべきワクチンが変わります。
- これまでのワクチン接種履歴:幼少期に打っているワクチンを確認します。
- コロナワクチンの接種状況:これらのワクチンは期間を開ける必要があるため、これまでに何回、いつ打ったかを確認されます。
担当医との面談が終わり、接種するワクチン・スケジュールが決まれば実際に予防接種を打っていきます。
私の場合は、最多で同時に4本(右腕2本、左腕2本)打ったこともありました。
今回紹介したワクチンの接種を終えると2つの証明証がもらえます。
イエローカードは初回に,グリーンカードは,接種するごとにその都度ハンコをしてもらえます。
- 黄熱の予防接種証明カード(イエローカードと呼ばれるもの)※黄色
- 各種の予防接種記録カード(グリーンカード)※私は緑色
特に①のカードは特定の国に入国する際に提示する必要がある様なので、
私は、コロナワクチンの接種証明書とともにパスポートの最後のページにのりで貼りました。
パスポートへの、のり付け方法についてはこちらの記事で紹介しています
マラリア経口予防薬について
マラリアは、アフリカの目の下から口の間で、その地域で夜間に水辺や森林に行く場合に感染の可能性が高いそうです。
蚊を媒介とするマラリアについて、現段階でワクチンは無いらしいです。そのため、マラリアは、経口摂取(飲み薬)する予防薬で対応しています。
発病までのフローは下記の通りです。
①②は防ぎ用が無い様で、経口予防薬では、③で寄生虫の増殖を防ぐ効果があるようです。
そのため、感染リスク地域を離れてからも7日〜30日継続して接種する必要があるそうです。
結論として、私は感染リスク地域の滞在が30日程度のため、
Cのビブラマイシンを50日分(滞在30日分+20日部分)購入しました。
お薬の種類ですが、日本国内で、販売されている予防薬は下記の3種類です。
予防薬名 | 摂取頻度 | 金額 | 副作用 | 感染リスク地帯を 離れてからの服用期間 |
---|---|---|---|---|
A. メフロスキン | 1回/週 | ¥840/錠 | 小さい | |
B. マラロン | 1回/日 | ¥490/錠 | 大きい | +10日 |
C. ビブラマイシン | 1回/日 | ¥40/錠 | 小さい | +30日 |
作用や、感染リスク地帯を離れてからの服用期間は一般的なデータとなる様です。
海外でも販売はしているようですが、ダミー(偽物)というか効果が確かではない薬も流通しているようなので、
出発前に日本で購入していくことをオススメされました。
まとめ
今回は,世界一周をするにあたって、海外渡航ワクチンの接種とそのスケジュール、渡航にあたって必須となる接種証明書の発行の仕方を紹介しました。
この記事をまとめるとこんな感じです。
- 必ず打つべきワクチンは、黄熱、狂犬病!
- 遅くとも出発の6ヶ月前から面談を行う!
- 私の場合は、摂取回数4回、摂取ワクチン数13発、合計金額92,727円!
- マラリアの経口予防薬はビブラマイシンを滞在日分+20日分購入!
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